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祝 絵本作家デビュー30周年

『おさるのまいにち』(講談社)や「ルラルさん」シリーズ(ポプラ社)などの絵本で知られているいとうひろしさん。今年、絵本作家デビュー30周年を迎え、ゆかりのある練馬区の、石神井公園ふるさと文化館で記念展が開催中です。

いとうひろし
1957年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。「おさるのまいにち」シリーズ(講談社)で路傍の石幼少年文学賞、『ルラルさんのにわ』(ポプラ社)で絵本にっぽん賞、『だいじょうぶ だいじょうぶ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。その他の作品に『こまったときのねこおどり』(ポプラ社)、「ごきげんなすてご」シリーズ(徳間書店)など多数。新刊に『へんたこせんちょうとくらげのおうさま』(偕成社)。


分室特別展「デビュー30周年記念 いとうひろし展―みつけよう、わくわくのタネ」
●会期:~10月15日(日)
●観覧時間:9:00~18:00
●休室日:月曜日(ただし9月18日、10月9日は開室。翌火曜日休室)
●会場:石神井公園ふるさと文化館分室 1階展示室(石神井松の風文化公園管理棟内)
●観覧料:無料
●問い合わせ:石神井公園ふるさと文化館分室
TEL 03-5372-2572 FAX 050-3352-298

いとうさんは、絵本制作のほかに自身の本の読みきかせや、子どもたちとのワークショップも行っています。今回の展示と合わせて行われたイベントとして、「クモの巣はってクモのニイドになろう!」と題したワークショップは、25人の募集に対して80人を超える応募があったとか。そんな、大人気のワークショップにお邪魔してきました。

まずは今回のワークショップの題材になった絵本のご紹介から。

『くものニイド』
作・絵/いとうひろし 1,200円(ポプラ社)

クモのニイドはクモの巣作りの名人です。今日もせっせとクモの巣作り。ハエやカブトムシ、ときにはジャット機だって、ニイドにかかれば捕まえられないものはありません。
さて、それではいよいよクモの巣作りのワークショップの始まりです。20畳はある広い和室の天井や張りに、あらかじめ基本の太い綱を渡しておきます。
子どもたちはクモの糸に見立てた荷造り用ビニールひもを手に、綱と綱の間を縦横無尽にクモの糸を巡らしていきます。どんどん、ひもがからまり、嵩(かさ)が増え、和室いっぱいにずっしりとしたクモの巣が巡らされていきます。最初は手間取っていた子どもたちも次第に要領をつかみ、嬉々として手を動かします。

お昼休みを挟んで、午後からは10色も揃ったカラーのビニールひもで更にクモの巣を加えていきます。家ではちょっとできないダイナミックな遊びに子どもたちも大はしゃぎ。途中から保護者も加わって細部に模様を足したり、高い所に工夫したり、楽しい時間が流れました。最後はどうなったと思いますか? 続きは次の「この本読んで!」65号(2017年冬号)でお伝えします。お楽しみに!

さて、いとうひろしさんは、ちょうど10年前に小誌22号(2007年春号)にご登場いただきました。そのときの誌面から、なぜ、絵本作家になったのか? という件をご紹介しましょう。

"大学では、先輩がいる山登りの同好会に出入りしていたのですが、部室が子どもの本のサークルの近くにあり、たまたまその部屋をのぞいていまったら、つかまってしまって……。というのが絵本との出合いでしょうか(笑)。姉2人が保育士で、いろんな絵本のおはなしを聞かされていたせいもあり、子どもの文化には興味を持っていました。
人形劇やおもちゃでもよかったけれど、絵本に落ち着いたのはやはり、自分で何かを表現したい気持ちがあったから。それに、『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)など、大人が読んでもおもしろい絵本に出合い、「これなら可能だろう」と波長があったのでしょうね。"

とあります。それからさらに10年が経ち、作品を重ねているいとうさんに最近のお話を伺います。9月下旬に発売予定の「ルラルさん」シリーズ最新刊も紹介する「この本読んで!」65号(2017年冬号)は11月28日発売予定です。


絵本えらびのヒントがぎっしり
この本読んで!

「この本読んで!」は、家庭で読みきかせをする保護者や、幼稚園や学校、図 書館などでおはなし会の活動に携わっている人たちに向けて、絵本作家さんや 新刊の紹介などを中心にお届けするおしゃれな絵本の情報誌です。 創刊/2001年11月 年4回(2・5・8・11月)発行 定価1,000円+税

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