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楽しいおはなし会を
開くコツ


おはなし会
プログラムのつくり方
~読み手の声を集めました~

おはなし会に携わるみなさんにとって、プログラム作りは楽しく取り組める反面、「どう組み立てていけばいいの?」と、頭を悩ませることもあることでしょう。

各地で活動している読み手のみなさまからのご意見と実例を以下に紹介いたしますので、参考にしてみてください。

おはなし会のプログラムづくり
私はこの手順で組み立てています
導入→つなぎ→メイン
「導入→つなぎ→メイン」の流れに沿って、それぞれの作品を選書しています。目的に応じて、参加型絵本やしかけ絵本、大型絵本の組み込み方もポイントとして考えています。
メイン→つなぎ→時間調整 まずメインの作品を1冊設定します。次に「ほっとひといき出来る本」や「言葉あそび」、「参加型絵本」で場つなぎの想定をし、「科学絵本」や「写真絵本」、「手遊び」などを組み合わせて全体の時間を調節します。
メイン→導入(歌や手遊び)
→読みはじめの本→読み終わりの本
メインの本→導入(歌や手遊び)→読み始めの本→エンディングの本の順番で選書しプログラムを組みます。現場で子どもたちの雰囲気をみながら差し替えるための本もそれぞれの部分で1冊ずつ用意します。
プログラム構成で
気をつけていること
共通点を意識しつつ、
バランスよく変化をつけて
ジャンルや方向性の違う絵本ばかりでは、聞き手が困惑します。テーマや共通点を設けてプログラムにまとまりをもたせます。その一方で、テーマや流れを意識しつつも、“似た”つくり・内容のものが続かないように多少の変化をもたせます。子どもを飽きさせない工夫です。
やっぱり「見やすさ」は大切 「遠くからでも、絵が見やすい」「文章が多すぎない」など、わかりやすい選書を意識しています。
きき手を飽きさせない工夫を流れとメリハリをつけるために、長いおはなしの前後に「声を出して」やりとりをするような「参加型」で気分を変えられるようにしています。
子どもたちを基準に 一方的なおはなしで自己満足にならないよう、設定したプログラムの所要時間などを設定し、子どもたちの集中力や共感が持続することを気にしています。
シチュエーションに応じて
意識しているポイント
赤ちゃん~未就学児
対象の場合
・「手遊び」と「絵本」を交互に入れています。

・「親子で参加」というかたちがほどんどなので、親御さんにも絵本の魅力を届けるつもりで読んでいます。

・子どもの気分も変化しやすいので、雰囲気に応じて臨機応変に対応するようにしています。

・予定にしばられずに、子どもたちと対話する意識で臨んでいます。
小学校でのおはなし会 ・聞き手が読んでもらいたいものはどんな本かを知るために、事前に先生との打ち合わせをおこない、児童の関心をつかんでからプログラムを組み立てています。

・児童の関心をつかんでからプログラムを組み立てています。

・一緒に遊べる本、じっくり聞いて入りこめる本、授業の学習単元に合わせた本、
 科学絵本などの「知る」本等、場を意識して使い分けています。

・朝読書の場合は、時間内に余裕をもって終えることも大切にしています。
書店でのおはなし会 ・当日までは集まる子どもたちの年齢層がわからないので、年少者を基本に幅をもたせた選書を心がけています。

・想定外のハプニングにも対応できるように、店舗のつくりなどの下調べなどをよくおこなっておきます。

・図書館等で借りた本ばかりでなく、お店で販売している新刊絵本も積極的にとりいれるようにしています。

・サクッと読みつなげる本を基軸に、ポイントを設けて長めのおはなしを取り入れます。

・本が売られている場所なので、「あの本、ほしい」と想わせる選書も大切だと思います。
図書館でのおはなし会 ・基本的には、図書館で借りられる本を選書します。

・蔵書も下調べしておき、参加者の顔ぶれに応じて差し替える想定も事前におこないます。

・図書館にない場合は「まだ図書館では借りられませんが」とひとこと付け加えると親切かと思います。
高齢者施設での
おはなし会
・視聴覚や移動の困難を考えて、絵のみやすい作品を選び、大きな声ではきはきと読むようにしています。

・歌や体操の参加型をところどころに取り入れて、楽しく明るい気分になるような構成にしています。
 時に、言葉のキャッチボールをおりまぜると場の雰囲気がはずみます。

・幼い子ども向けの選書とは区別しています。紙芝居や地域の昔ばなし、詩、和歌、言葉遊びを取り入れることも多いです。

・季節感のある本を必ず入れています。また季語の入る俳句を組み込むことでアクセントをつくることもあります。

・重いテーマをあつかった作品よりは、ほのぼの楽しめる雰囲気のある作品を選ぶようにしています。
 明日への希望や元気が湧くようなおはなし会にすると、次回の開催を楽しみにしてくれることが多いです。

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