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おはなし会と
著作権法


著作権って
なんでしょう

著作権とは、知的生産活動より生み出された物語やアート作品、コンピュータソフトウェアなどに適用され、付随する諸権利がそれぞれの著作権者のものであることを認め、法的に制度化したものです。
「おはなし会」や「読みきかせ」は、著作物を扱う活動です。著作権には以下の2つの側面があります。

人格権

無断で「改変されない」「名前の表示の仕方を変えられない」など、著作物に対する制作者の意図が損なわれたり、誇りが傷つけられないことを目的とする。

たとえば…
「作品の結末を変えてしまうこと」や「本をコピーして、大きさや色合いを変えること」などを制限しています。




財産権

著作物が販売されたり上映されることによって生じる経済的な権利。

無断で「コピーされない」「公衆に伝達されない」「二次著作物を作成・利用されない」権利などがあります。この権利により、営利や金銭の授受が起こる講演会などで本を朗読することは著作権者の承諾が必要です。

例外規定として、【参加費が無料】【非営利】【無償での実演】の3要素を満たせば、おはなし会での著作物の使用は認められます。
※ただし、広報物でのキャラクター等の試用は、上記例外規定には含まれないため、常に著作権者の許諾が必要となります。

 

「著作権の制限」規定により
例外的に無許諾で利用できるもの
(おはなし会に関係するもの)

著作物の利用には著作権者の許諾を得るのが原則だが、全てに摘要すると、文化的所産である著作物の円滑な利用を妨げることになるため、例外的に著作権者の権利を制限して、著作権者に無断で著作物を利用できるルール。

①私的使用のための複製【30条】

家庭内など、限られた場所における小部数の複製は許されている。

②図書館等における複製【31条】

図書館内において著作物の一部分のコピーを1人につき1部提供すること。

③学校その他の教育機関における複製【35条】

担任、授業を受ける者は授業に使う場合に限り、コピーすることができるが、部数および態様が著作権者の不利益になるときは、この限りでない。

④点字による複製等【37条】

営利・非営利にかかわらず、公表された著作物は点字により複製できる。

⑤視覚障害者用録音【31条3】

点字図書館、盲学校などでの視覚障害者用録音は認められている。その他の場所では要許諾。作成された録音物を他の目的に使うことは許されない。

⑥非営利の上演等(上演、演奏、上映、口述、読みきかせ等)【38条】

営利を目的とせず、かつ観客から料金を受けず、かつ実演、口述する人(児童書を朗読する人)に報酬が支払われない場合に限り無許諾で利用できる。
ここでは、実演・口述する人への交通費等の支払い、ボランティアの交通費・昼食代および資料費、会場等へのおはなし会の開催に関わる経費に充当するために観客から料金を受ける場合は、無許諾で利用できることとします。



⑦引用【32条】

公表された著作物は、公正な慣行に合致した形であり、報道・批評・研究・その他引用の目的上正当な範囲内であれば、引用することができるが、争いになることの多い微妙部分もあるので要注意!

以上の「著作権の制限」により無許諾で利用できる場合でも、変形・翻案しての仕様は原則として許諾が必要(①私的使用のための複製、③学校その他の教育機関における複製 をのぞく)


※児童書四者懇談会作成 手引き「お話会・読みきかせ団体等による著作物の利用について」より引用